穏やかな天気でしたが、ちょっと風が冷たくなってきましたね。

こんにちは。片づけコーナンの四日市です。

今回の片づけミッションは?

「行政代執行」とは

いわゆる「ゴミ屋敷」に対する「行政代執行」。

8月にも横須賀市で執行され、テレビ等でも大いに報道されました。

 

平成28年3月葛飾区での「特定空き家」の行政代執行      【画像引用元】葛飾区HP

 

ただこれって元々は「空き家」が多くなって

倒壊しそうであったり、火災の恐れ、不審者の侵入やごみの不法投棄の誘発など

近隣住民に影響を及ぼすような場合に

行政が「指導」できる、従わない場合には強制的に撤去することができる、というもの。

「空家等対策の推進に関する特別措置法」という法律。

ごみ屋敷はこの「空き家等」の一部分なのですね。

「不衛生」ということで近隣住民に影響を及ぼします。

それまでは行政からは「まあ、なんとかよろしくお願いしますよ」位しか言うことが出来ませんでした。

言うことを聞かない「ごみ屋敷」の住人と役所の職員の白熱する戦い。

以前はゴミ屋敷の住人の方が強気でしたよね。

「空き家」の場合、所有者がわからないことも多いですが、

所有者を把握するための調査や、空き家への立ち入り調査もできるようになりました。

所有者が言っても聞かない場合に代わりに執行することが出来るようになった、ということです。

「空き家」をどうするか

家を更地にすると固定資産税が上がってしまうのであえて

空き家のままにしている場合もあるようなのですが、

近隣に影響を及ぼす「特定空き家」と認定された場合には

税の優遇措置も除外され、税額も更地と同様の負担となります。

不動産の売却でも地方で駅から遠いような場合難しくなります。

買い取りは家を解体して更地ならば可能、と不動産業者さんに言われるようなことも。

お家を売却するにしても解体費用や家財の撤去費用の負担でマイナスとなる場合もあります。

お家を空き家のまま残して固定資産税、空き家の管理を業者に依頼する費用を毎年支払って行くか。

売却にしても、残していてもマイナスとなる「負」動産と言われることもあります。

「費用」と言う面で考えても難しい問題です。

「行政代執行」費用は?

ちなみにもし、「行政代執行」の措置が取られた場合、

家財の撤去費用、解体費用は所有者に対して請求されます。

行政のほうでは数社に見積もりをしてもらって一番安い所、とはなりません。

役所の職員がわざわざ数社をあたるようなことはありません。

所有者が支払を渋ったら、空き家の土地を差し押さえして売却し、

そこから支払うという形になります。

「特定空き家」に対する措置

もちろん「行政代執行」はそうそう簡単には行われません。

  1. 特定空き家の指定
  2. 特定空き家の所有者に対する助言
  3. 特定空き家の所有者に対する指導
  4. 特定空き家の所有者に対する勧告
  5. 特定空き家の所有者に対する命令
  6. 行政代執行

といった段階を踏んで行われます。

国土交通省の「特定空き家等に対する措置の実績」を見ると

平成30年3月時点で「助言、勧告」から合わせると

1万1000件にのぼっています。ちなみにこれ、

平成27年(特別措置法制定前)の資料だと約2500件ですから

3年前から比べても空き家の増加に比例してものすごく増えていっています。

土地、建物の処分の方法

売却しても、そのまま残してもお金がかかるのならどうしたら良いのか。

貸すにしても借りる人がいなければどうしようもない。

自治体に「寄付」するといっても、基本的に用途がなければ

自治体は土地や建物を受け取らないそうです。

固定資産税の取りっぱぐれとなり、

財政を悪化させるような「寄付」は受け入れることはありません。

「お隣さん」に声を掛けてみるのも手です。

もしかしたら駐車場等で使用する用途があるかもしれません。

 

また、場合によっては「無料で貸す」ようなこともあるようです。

庭で採れた野菜やお米を家賃替わりに送ってもらう…。

実際に行っている方もいるそうです。

ともあれ、どんどん増えていっている「空き家」。

誰にとっても身近で、真剣に考えていかなければならない事になって来ています。

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