今日も良い天気でした。
こんにちは。片づけコーナンの四日市です。
今回の片づけミッションは?
「太宰治全集」が200円?
前回は、親御さんが「安心、安全、健康」に暮らせるように片づける、
というお話をしました。
【参考記事:実家の片づけ 「オシャレな部屋をめざしてはいけない」】
(参考):プロが教える 実家の片づけ 単行本(ソフトカバー) – 2015/1/23
すこし前にAmazon Kindleで「太宰治全集 280作品」が
¥200で売られていました。つい買ってしまったのですが。
スマホに280作品入れて持ち歩けるとは、本当にすごい時代になったものです。
文学全集とか、百科事典などは私達、片づけの依頼を受ける際もよく出て来ます。
百科事典などは、何十年も前の事典なんかなぜ取っておいているんだろう、と思いますが、
この本では、そういったものをとっておきたい気持ちなどにも触れています。
手に入れた時の気持ち、文学好きだった若い自分、当時は高値だった等、
処分しづらいのです。「理屈」ではわかるけれども。
いわゆる「片づけ」と「実家の片づけ」とは違う
通常、よくある「片づけ本」の場合、まず、「収納されている衣類は一度、すべて出しましょう」
出して「いる」、「いらない」を判断する、というのがセオリーなのですが、こちらの本では、
「押し入れや納戸に収納されているものには手をつけない」というところが違っています。
親御さんの「安心、安全、健康」が最優先なので、
出しっぱなしになっているもの、床に置きっぱなしになっているものを整える、
が最重要ミッションだと言います。
おうちの中すべてを片づける、「いる」、「いらない」を判断する、というのは、
高齢の親御さんにとって、また、親御さんを納得させるのも至難の業だと思いますが、
これなら出来そうですね。
また、親御さんのおうちの中を片づける際に、とりくむ気持ちや言葉についても
多く記載があります。
「親に家を片づけさせる」「親の家を片づけてあげる」
このような気持ちで、このような言葉をつかっていてはケンカになり、片づけもうまくいかないそうです。
【参考記事:生前整理で親子でモメない方法】
”あくまで「片づけさせてね」というお願いモードで挑むのが成功への近道”だそうです。
他にも言い方、言ってはいけないNGワードが盛りだくさんです。
より実際的な「実家の片づけ本」だと思います。
災害時「地震」に備えて「片づけさせてよ」
読んでみてなのですが、特に災害時「地震」に備えて、
というのがお子さんが話して最も親御さんが納得しやすいのではないでしょうか。
緊急性も高いです。実際、地震も本当に身近な話題ですし。
身体的な危険回避なのですから、すぐに取り組めるのではないでしょうか。
「本当に心配だから片づけさせてよ」と言えば親御さんも断りにくいと思います。
年をとったから、もうすぐ死ぬから片づけたいのね、とも思いにくいですよね。
今までにも何度も書いていますが、親御さんを思う気持ちが、
かえってケンカになってしまっては本末転倒だと思います。
とにかく単純に「使っていない」物が、「いらない」物ではないのです。
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