朝からどんよりしていて、
雨も降り始めました。November Rain ですね。
こんにちは。片づけコーナン四日市です。
今回の片づけミッションは?
先延ばしになってしまう遺品整理
親御さんが亡くなり、親御さんが住んでいたおうちを片づけるのは本当に気が重いことですよね。
物を家の中から動かすだけでも、体力的にも大変なことです。
親の持ち物を要るもの、要らないもので吟味しなければならない。
ただ、物を捨てるだけではない。様々な思い出、家族の記憶。
これらに向き合わなければなりません。
親御さんとのほんとうのお別れになるのが嫌で、つい先延ばしになってしまう。
親御さんが賃貸にお住まいの場合は家賃がかかる為、
比較的すぐに遺品整理に取り掛かる方が多いようですが、
持家の場合は、気持ちの整理も合わせ、空き家のまま先延ばしにするケースも多いようです。
ただし、あまり先延ばしにしてしまうと、さまざまなリスクを負うこともあります。
定額貯金や生命保険の権利を失う
親御さんがお子さん名義で定額貯金をしていたケースです。
本人以外の名義で預貯金をすることが、昔は出来たようです。
しかも、高金利の時代で、10年で元本が倍になるようなお宝貯金です。
しかし、郵政民営化前の郵便局の貯金は20年以上お金の出し入れがないと権利が消滅してしまいます。
預金の存在が早めにわかっていれば対処が出来たはずです。
国債などでも同様に償還期間が過ぎることもあるようです。
また、生命保険の保険金の請求にも時効があり、請求権を失うことがあります。
遺品整理を先延ばしにしてしまうと、受け取れるものも受け取れなくなる可能性があるのです。
相続したくない「負の遺産」を相続
故人に借金(負の遺産)などがあって、相続した場合、
借金を返済しなければなりません。
【参考記事:遺品整理における負の遺産】
もちろん、借金等の負の遺産を相続したくない場合は、
「相続放棄」の手続きをすればよいのですが、この手続きは、
被相続人が亡くなったことを知った日から3か月以内にしないと、
「すべて相続したもの」とされてしまいます。
(財産状況を知った日から3か月とされることもある)
いわゆる「負の遺産」には、借金だけでなく、
「売れない土地や不動産」
「土地や不動産にかかる税や管理費」などもあります。
遺品整理を先延ばしにしてしまうと、
思わぬ負の遺産まで相続してしまうことがあります。
親御さんとのコミュニケーションが重要
お金の出し入れの無い銀行口座や、誰も知らない保険証券や不動産。
親御さんが亡くなったあとに探し出すのは大変な作業です。
やはり、普段から親御さんとコミュニケーションを取ることが必要になります。
突然、財産、お金のことを聞くというのは親御さんからも、ものすごい反発があります。
非常に難しいのですが、大切なことだと思います。
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